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2025.07.08 :イベント,おやつ

和菓子作りにチャレンジ

令和7年6月23日(月)ことよりテラスホールにて、練り切り作りイベントを行いました。

練り切りとは、白餡をベースに求肥(ぎゅうひ)や山芋などを加えて練り上げた「練り切り餡」を使い、

色を付けて成形した和菓子のことです。

和菓子(練り切り)のデザインは、今から三百年以上前、江戸時代後半に京都で育まれ、全国に広がったそうです。


求肥(ぎゅうひ) もち米粉、砂糖、水飴などを混ぜて
練り上げた、柔らかく粘り気のある和菓子の材料
当日は栄養課が主体となり、5つのテーブルに20名ほどが参加されました。

ピンクや白に色付けされた餡をコロコロと丸めて、お花の花びらに見えるように線をつけ形にしていきます。

どれも、お花の形には個性がありますが、葉っぱに模した緑の餡と、まぶしい黄色の餡を飾れば、

どれも素晴らしい『和菓子』となります。

食べて美味しいはもちろんですが、和菓子には作り手の気持ちが込められ、

食べる人を笑顔にする日本人の優しい気持ちが詰まっているような気がします。

『若いころよく作ったよー』『和菓子は、練り切りが一番』というお声が聞こえて来そうな

笑顔いっぱいのイベントとなりました。

小さいころ、私も和菓子といったら、練り切りを好んで食べていたような記憶があります。

やらなければならないことが多かったり、伝えても伝わらないことがあったり、聞いてもそっけなく返されたり、

何か知らないけど機嫌が悪かったり、色々と辛い人間関係がありますが、

素敵なお菓子でほっと一息いて、みんな笑顔でいられたらいいのになぁと思うイベントでした。